MUGIBOSHI

創作とかお絵かきとか何度も辞めたいと思ってきたし
実際離れていた時期もあった。
描いた絵を保存しているけれども描いてない時期はフォルダすらない。

自分が絵を描く意味、作る意味なんてあるのだろうか。

よく考える。

制作を仕事にしているわけでもないし
趣味にしたって、誰かに必要とされているわけでもない。
身内が付き合ってくれるかどうかレベルの小さな規模の創作。

だから、辞めてもいいはずなんだ。

それでも足掻き続けているのは
一度手放したら二度と手に入らないものだと知っているから。

ドメインはSNSのアカウントと違って誰かに買われたら手に入らないし
辞めたらなんか良くも悪くも自分の歩いてきた道や
親切にしてくれた人を否定するような感じがするので
サイトだけは残している、という感じ。

創作が止まっているのは申し訳ないけど
前まで好きな作品を楽しめるような精神状態じゃなかった。
けれど、ゲームしたり漫画も読めるようになった。
CDをきちんと聞きたくてウォークマンも新調した。
友人に絵の添削をお願いできるようになった。

時間がかかってもゆっくり休んだり距離を置くことで見えるもの、手に入る物はある。

ずっと動き続けていることが正義ではないし
それを押し付けることは誰のためになるのだろうか。

創作活動をしている人のSNSは創作以外のことを呟いちゃいけないのか？
と聞かれると私は違うような気がする。
創作というか、更新のお知らせだけ投稿していたアカウント
誰もフォローしてくれなかったのは今でも覚えてるので・・
私そのものに興味を持ってフォローしてくれた人が多かったんだと思う。
私そのものも作品も私というか。
ありがたいことよね。

とりあえずなー・・
人の力を借りられるところまでゆっくりたどり着きたい。